『東京発、自由のひろがり』

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JGCのメリット|僕がFIRE後、旅行で経由便をあえて選ぶ理由

早期リタイア(FIRE)をした今、サラリーマン時代の旅スタイルとは真逆になっている。

現役時代、限られた休暇日数の中で海外旅行をする以上、「できるだけ早く目的地へ着きたい」という旅スタイルだった。目的地まで直行便を選ぶのはタイパとして合理的だったし、経由便による遅延や欠航で仕事に影響が出るのは避けたいからだ。

それがリタイア後は、タイパやリスクは重要ではなく、「経由地をどう楽しむか」が大きなウエイトを占めるようになる。

今日は、その変化を後押ししているのがJGCの特典メリットであり、旅に対する感覚がどう変化したかを綴りたい。

ロサンゼルス経由で空港そのものを楽しむ

2025年夏、北米のポートランドへ旅行した際、僕は直行便ではなくロサンゼルス(LAX)経由のアメリカン航空を選択した。北米路線は経由便の方が安いことも多く、この時も往復約14万円と、直行便より10万円近く安かった。

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そして、価格と同じぐらい重視したのは「経由地での体験」だ。あえて4時間以上の乗り継ぎ時間を確保してロサンゼルス空港でのトランジットに余裕を持たせながら、ラウンジでシャワーを浴びたり、ネットをしながら食事やお酒を楽しんだ。また、空港を散策し、Backstreet Boysの『I Want It That Way』のミュージックビデオ撮影地(空港が撮影地)を巡った。ちょっとした聖地巡礼だ。

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香港経由で旅の体験量を増やす

2026年に入ってプーケットへ行った際は、キャセイパシフィック航空を利用して香港経由を選んだ。一般的にはバンコク経由が多いが、それではバンコクープーケットの国内線はトランジットが苦痛になる。国内線ターミナルのレストランでトランジット時間をつぶすのと、香港経由でキャセイラウンジで過ごすのでは天地の差だ。香港ベースのキャセイパシフィック航空にとって、本国香港のラウンジ品質には強いこだわりを持っていて、ワンワールド上級会員であればその環境を十分に楽しめる。

香港空港のキャセイラウンジ

さらに香港で24時間以内のトランジット(経由地での滞在が24時間以内の場合はトランジット扱い)をして、香港島の中環エリアに宿泊し、夜は香港の夜景を、翌朝はビクトリアピークの頂上までハイキングをすることもできた。

香港島の中環エリアの夜景(左)、ビクトリアピークをハイキングで登る(右)

徒歩で45分、香港ピークタワーに到着

プーケット旅行に香港での体験が加わり、一枚の航空券で二つの旅を楽しんだ感覚に。

経由地選びとJGCのメリット

もちろん、経由地選びにも一定の基準がある。僕が重視するのは、空港での過ごし方と24時間のトランジットで何ができるかだ。よって、具体的には

・ラウンジの質
・街へのアクセスの良さ
・散歩や観光のしやすさ
・自分の興味や思い出との接点
・運賃とのバランス

などを判断基準にする。

そして、こうした経由地での過ごし方を充実させるのがJGCだ。現状はのJGCサファイアをLSP(ライフステータスプログラム)のFive Starで得ている。マイルは失効せず、ビジネスクラスラウンジやその他もろもろの特典を得られるので十分であり、LSPのSix Starまではめざすつもりはない。ただ、国際線をより高頻度で乗るようになったら、単年でダイヤモンド/JGCプレミアを目指そうとは思っている。それぐらい、リタイア生活でのこの旅スタイルにおいては特典のメリットは大きいと実感するからだ。

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終わりに

こうして早期リタイア後は経由地も旅の一部というスタイルへと変化した。

でも本当に変化したのは旅のスタイルではなくて「時間に対する向き合い方」かもしれない。

実は、ロサンゼルスからの帰国便(夜中1:30発)が出発直前でキャンセルとなった。きっとサラリーマン時代は「仕事に支障が出る!」とストレスになっていたはずだ。でも今回は「羽田着が遅れても、会社に迷惑をかけることもない」と余裕たっぷりだ。

仕事の制約や影響を一切考える必要のない状態とは、つまり、

「時間のオーナーシップが100%、自分にある」

そんなリタイア後の時間の向き合い方が、想定外が起こりやすい旅とはとても相性が良いと気づいた。

 

WATARU