『東京発、自由のひろがり』

~五感と好奇心で見つける、大人のテーマ旅~

【クラブラウンジ】悲報、グランドプリンスホテル高輪のラウンジホッピングがデグレードした件

自由なアーリーリタイア生活では、GW等の繁忙期は遠出をせず、代わりに、都内の「空いているホテル」で過ごしています。

その1つが「グランドプリンスホテル高輪」で、品川という都心部の好立地に約20,000㎡の日本庭園(昭和の巨匠、村野藤吾が設計)を有し、まさに「都会にいることを忘れる自然の隠れ家」となっています。また、庭園を囲む3つのホテルのうち、高輪、新高輪ホテルのラウンジをホッピングできる「はしご酒」という稀有体験をしています。

今年のGWの前半(2026年4月末)、とても残念なサービスのデグレードに遭遇しました。結論からいうと、「隠れ家のように使っていた場所が、ファミレスのような”キャパオーバー”」になっていたのです。

今日はそのデグレードと、どう対処したらよいかを綴ります。

グランドプリンス高輪の庭園(山門;港区指定有形文化財)

1.クラブラウンジ(ラウンジホッピング)の総合評価(13/20点)

このホテルの最大の特徴は「ラウンジホッピング」です。クラブラウンジアクセスのある宿泊プランで敷地内にある3つのホテル(高輪、新高輪、さくらタワー)のいずれかに宿泊すると、ホテルのクラブラウンジを自由に行き来できるシステムです。

僕は、最安値で泊まれるグランドプリンス高輪に滞在し、プランが定める2つのラウンジ(高輪と新高輪)の良いところどりを、以下の使い方で体感するのがいつものパターンです。

  • ティータイ(14~):高輪のラウンジ「花雅」で和スイーツを食す

  • カクテルタイム(17~18):バーのような新高輪の「クラブラウンジ」でお酒とアペタイザー

  • カクテルタイム(18~19):高輪の「花雅」で庭園のイルミネーションを眺めてお酒とご飯

  • ナイトキャップ(19~21*):新高輪の「クラブラウンジ」でしっぽり飲む *金・土・休前日は19-22

今回は、ラウンジ利用者がとても増えていて、以前は自由に着席可能でしたが、今回は係員による案内制と、ファミレスにあるような予約システムで発券、呼び出しという運用になっていました。食べ物や空間など、以前と変わりなく素晴らしいものですが、このサービス面のデグレードで、せっかくの滞在が残念な印象になってしまいました。

  • 飲食の洗練度:★★★★☆(4点) ※メニューの変化は良くも悪くも少ない

  • 空間の洗練度:★★★★☆(4点) ※インテリアや景観など良いが席による

  • サービス洗練度:★☆☆☆☆(1点) ※混雑により異常な待ち時間が発生

  • 投資価値と余韻:★★★★☆(4点) ※今回は特別安く予約できたのでOKか

2.個別評価~各項目の洗練度

混雑もあって写真を撮りにくい状況ゆえ少な目になっています。

2-1 飲食の洗練度(4点)

ティータイムは、庭の景観を楽しめる窓際テーブルには座れず、その1列内側に係員の方が通していただきました。提供されるメニューは過去数年、大きな変更はなく、以前のように自由に着席して以下の臨場感を得られないのが少し残念。

テイータイムのラウンジから見る庭風景(以前は自由に着席できた)

今回、カフェタイムのスイーツ(和スイーツ、お煎餅、チョコなど10種類程度から)

2-2 空間の洗練度(4点)

カクテルタイムはグランドプリンス新高輪の「クラブラウンジ」に17時ジャストに入った。座席は8割ほど埋まっていたが、運よく、係員の方が案内してくれたのは僕がお気に入りの「入口から一番奥の部屋(写真)」の空間。

クラブラウンジの一番奥の部屋が落ちつける(2025年7月利用時)

今回、アペタイザーやお酒の提供状況は写真に収められなかったが、フードもお酒もこの数年は変化なく安定の品質。ただし、こちらラウンジはスープ以外は冷製。

生ビールはエール系(TokyoCraft)とラガー系飲み比べを前菜(8種以上)とチーズ等で

1時間ほど「クラブラウンジ」に滞在しビール2杯とスパークリングワインを飲んでからグランドプリンス高輪のラウンジ(花雅)に移動した。途中のイルミネーションを楽しめる庭園の空間作りも素晴らしい。

ホテル庭園内を移動する道中にイルミネーションを楽しむ

2-3 サービスの洗練度(1点)

グランドプリンス高輪のラウンジ(花雅)に入ると、本来は右下のような空間が広がるが、混雑によりタッチパネルで入場券を発券。およそ着席できるまで40分ほどかかるとのこと。電話で呼んでもらうまで庭を散策した。

ラウンジ入口とラウンジ内の様子(2023年)

実際には20分ほどで入場できたが、運悪く、庭も見えない内側の席に通された。その後、入場してきた顧客が係員にクレームを言う声も間近に聞こえてきた。カクテルタイムは時間制限もあるゆえ、長時間の待ち時間となると、「わざわざラウンジ付き宿泊プランを予約したのに意味がない!」という声も理解できる。落ち着かない時間となった。

冷製アペタイザーからフライやお芋等の温製まであったがテンション下がり気味

なお、朝食(0700~1000)もこの会場であるが、9時頃に到着しても20分程待たされた。それより遅く到着した人は果たして朝食を取れたのだろうか・・?

2-4 投資価値と余韻(4点)

過去3年ほど何度もリピートしているがゆえに、今回のデグレードを強く実感した。

ただ、価格は約2.5万円で、東京・横浜周辺のホテルでこの破格でクラブラウンジアクセス付きの宿泊先は数少ない。しかもホッピングや庭園という魅力も考慮に入れると、金額に見合った価値にはなるのだと思う。あとは使い方次第だ。

3.滞在を最適化する秘訣 

今回の体験を踏まえると、混雑を想定した対処が大事だと感じる。

3-1 チェックイン時間が14時ならそれを有効活用すべし 

ホテルのチェックインは通常は15時。その時間はチェックインカウンターも混みあい、またティータイムへの入室者も急に増える。

アーリーチェックインの特典がある場合は、先にラウンジでティータイムを過ごす方がゆっくりできて良い。僕は一休のダイヤモンド特典でアーリーチェックインをした。

3-2 ラウンジの待ち行列を踏まえて予めチェックイン

混雑を踏まえ、早めにラウンジにてチェックインだけは進めるのが得策。

例えば、混雑がありえるのなら、ホッピングで次に行くラウンジは、カップルのどちらかが先に行って受付を済ませ、1つ目のラウンジに戻って呼びだしを待つほうが無難だ。朝食も同様。

なお、呼出しを受けて20分以内に来ない場合はキャンセルというルール。

4.総評(私見)

これまで数年ほどリピート利用してきたが、段階的にデグレードしている。

まず、2024年2月から3つのラウンジホッピングが2つに減った。そして今回は機械式の受付システムや自由に着席できない制約があった。「混雑時は滞在時間が45分」という縛りもあるそうだが平日滞在が多い僕はこれまで遭遇したことはない。

個人的には、価格が2~3割高くても、以前のように静かにストレスなくラウンジ時間を過ごしたい気はする。そして季節ごと、春は桜のイルミネーション、夏の番傘、秋の紅葉、冬の氷彫刻。多彩な楽しみ方をのんびり続けていきたい願望はある。

江戸時代から月待ち文化の象徴、高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)

 

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WATARU